カテゴリ:完走記念パーティ( 5 )

完走しました

完走記念に、1週間ほどの予定で打ち上げパーティを開いています。
よかったら気軽に遊びにおいでくださいませ。

ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない(全体)
番外編 ドン・ジョヴァンニに逢うためのアリア
カーテンコール(完走後の雑感)
ドン・ジョヴァンニのイメージ写真(期間限定)
ツェルリーナ&マゼットのイメージ写真(期間限定)

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by daiei100syu | 2006-08-31 00:06 | 完走記念パーティ

番外編 ドン・ジョヴァンニに逢うためのアリア


知らぬ間にため息の数おおくなる夜は逢いたいドン・ジョヴァンニに

キッチンに飲みにゆく水 月あかり差し込むようにどこかで歌が

半分は帽子の陰に隠されて見えない表情 こころが騒ぐ

恋人を吐息で感じとるために闇を濃くする彼のバリトン

ふれるよりくちづけるよりあまやかに声と声とを重ねて歌う

棘のあるうつつに髪がからまって差し伸べられた手に届かない

歌声も帽子も消えて気がつけば夢とはぐれて冷たい素足

ガラス玉いくつも抱いてみずうみに沈みゆくかに眠る夜明けに

ツェルリーナ、アンナ、エルヴィラどの女にもなれるはずだった昨日は

わたくしのアリアは未練がましくて朝のひかりに踊れよ音符


                        「合歓」第33号掲載
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by daiei100syu | 2006-01-28 00:05 | 完走記念パーティ

カーテンコール

完走後にみずからカーテンコールというのも情けない話ですが、要は、「カーテンコール」という言葉を使ってみたかったのでした。(^^;;; しばらくの間、完走後の雑感を書き綴っていきたいと思います。

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あ~、楽しかった!
というのが、完走後の第一声です。迷うことなく。
この半年間、ほんとに楽しかったです。
去年から、どうも短歌との関わり方が自分の中でややこしくなっているのですが、今回の題詠100首は無条件に楽しかったです。こんなに楽しく詠めるとは、自分でも思っていませんでした。ヨカッタ。

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100首目で詠み込んだ「シャンパン・アリア」を聴ける動画がありました。このDVD(↓)の1シーンだと思います。ちょっと昔ふうのドン・ジョヴァンニ(なんたって衣装がタイツ姿)。この歌の歌詞は「みんなを機嫌よく酔わせておいて、その隙に自分は目当ての娘をものにするんだ」みたいな意味です。f0012412_0202973.jpgチェーザレ・シエピのドン・ジョヴァンニは、なんだか品のいい感じがしますね。

ちなみに、DVDのジャケット写真は、石像(ドンナ・アンナの亡父)に腕をつかまれ、地獄へ引き込まれようとしているドン・ジョヴァンニ。

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というわけで、「シャンパン・アリア」というのはドン・ジョヴァンニが歌うアリア(独唱)なんですが、アリアの定義もいろいろあるようで、あるとき読んだオペラの本には、「ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない主役である」と書いてありました。どうやら、単に独唱するだけではアリアとはいわず、その歌詞の内容が心情を吐露するものでなければならない、という考え方もあるようです。

というわけで、もうおわかりでしょう。この連作のタイトル「ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない」は、付け焼刃で覚えたその知識からきています。そして、そういうタイトルの連作にするのであれば、いっそ、実際にもドン・ジョヴァンニ自身はいっさい登場しないようにしちゃえ、というアイデアがタイトルと同時に浮かびました。ドン・ジョヴァンニの心情なんて、それこそ想像がつかないし、周囲の人間が彼について詠えば、それで十分存在しうるキャラだと思ったような次第でした。

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6人の登場人物のうち、誰の歌を詠むのがいちばん楽しかったかというと、う~ん、やはりドンナ・エルヴィーラでしょうか。当初は、ツェルリーナ&マゼットを主役にするつもりでいたのですけどね。だから、彼らの歌から連作をスタートしたし、主役向きに、オペラとはちょっと違う設定にもしたのですが、「010:桜」で初めてドンナ・エルヴィーラの歌を詠んでみると、そっちのほうが面白くなりました。結局、オペラ同様に(と理解していますが)、3人の女性の中では誰が主役というわけでもない、という展開になりました。

6人の中では、レポレロをもっと活躍させてあげたかったんですが、従者という立場を現代に持ち込むのは難しく、狂言回しのような役割を振り当ててしまいました。ドン・オッターヴィオを詠むのは、予想していたよりも面白かったです。オペラを見ていても、ドン・オッターヴィオに注目したことはあまりなかったんですが、あの役柄の味わいがわかってきました。

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完走記念パーティの最後に、来年の題詠100首について少々。

去年の「題詠マラソン2005」は、とにかく余計なストレスが大きくて、体調は崩すし、うつ状態にはなるし、もうこりごりだと思ったのですが、今年はおかげさまで、比較にならないぐらいラクチンです。やはり、個人のイベントに切り替えたのがよかったのだと思います。

参加者の1人として100首を詠むこと自体は楽しいし、特に今は、このイベントのおかげでかろうじて歌を詠んでいるという状態だし、今後も細々とでも詠み続けていきたいので、次の3つの条件をクリアできたら、来年も同様のイベントを開催したいなと思っています。

1)今年、最後まで運営面で大きなトラブルがないこと、(締め切り間際がどうなるか、ちょっと不安)
2)来年の開催時に、現在の体調を維持できていること(たぶん大丈夫だとは思いますが)
3)来年、自分以外の参加者が1人以上あること(1人ではやはり張り合いがありません)

以上です。
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by daiei100syu | 2006-01-28 00:04 | 完走記念パーティ

ドン・ジョヴァンニのイメージ写真

(期間限定公開。1週間後に写真のみ削除します) ※削除しました



ドン・ジョヴァンニに関しては、誰をモデルにしたというわけではないのですが、100首に至るまで、いちばんお気に入りのドン・ジョヴァンニをたまに思い浮かべておりました。サミュエル・レイミー。このブログのロゴ画像(サイドメニュー上部の写真)に使っているDVDのドン・ジョヴァンニです。この写真はなかなかカッコよく写っていますけど、それほど二枚目のドン・ジョヴァンニというわけではありません。

そもそもドン・ジョヴァンニって、必ずしも二枚目である必要はない……というか、顔のよさで女性をものにしようとしているわけではないですよね。オペラの冒頭、ドンナ・アンナの部屋から出てきたときにはマスクで顔を隠しているし、顔を見せているときでも、ツェルリーナや、ドンナ・エルヴィーラの侍女を口説くときの手間のかけ方を思うと、口八丁手八丁というタイプのプレイボーイに思えます。その点、サミュエル・レイミーはイメージぴったり、というのが私のただいまのドン・ジョヴァンニ観なのでした。
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by daiei100syu | 2006-01-28 00:03 | 完走記念パーティ

ツェルリーナ&マゼットのイメージ写真

(期間限定公開。1週間後に写真のみ削除します) 削除しました


なんと、ツェルリーナ&マゼットは、張丹・張昊のイメージでした。(^^;;; もしかしてご存知ない方のために紹介しておくと、フィギュアスケートの中国ペアで、トリノ五輪の銀メダリストです。特別にファンというわけでもないのですが、この100首の構想を練っていたころ、テレビで目にする機会が多かったもので。

いっそこの100首連作「ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない」も、フィギュアスケートの話にしようかとも思ったのですが、あまり世界を限定しすぎると詠みにくくなる可能性が高そうに思い、やめておきました。でも、フィギュアの話にしていたらどうなっていたかな…と思ったりもします。
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by daiei100syu | 2006-01-28 00:02 | 完走記念パーティ